地域振興セミナー『漁村資源を活かした観光を考える』 ~愛知県日間賀島の『想いのビジネス』への取り組み
日間賀観光ホテル社長 中山勝秀古氏が落石へ来訪し愛知県日間賀島の「想いのビジネス」への取組みについて講演いただきました。
中山勝秀古氏は国土交通省の観光カリスマに選定されており、海業クラスターを形成し、愛知県南知多半島沖の一周5.5キロ、人口2,203人の小さな島を大観光地に発展させ、「見る観光」から「参加する観光」へと変化しつつある観光客のニーズに応え、漁業と観光の融合にいち早く取り組み、さまざまなアイデアを実行に移して、離島ながらも多くの観光客の心をつかむことに成功した人物です。
当日の講演には78名が参加し、中山勝秀古氏からの日間賀島の発展の経緯、今後の取組みについてのお話しを終始真剣に聞いていました。
『しお風さんま』販売促進活動(札幌ポスフール藻岩店)
9月21日 札幌ポスフール藻岩店において、船上沖詰さんま「しお風」を少しでも沢山の人に食べてほしいという想いで、さんま部会が販売促進活動を行なってきました。
大分県漁協女性部が視察研修に訪れました
9月16日(火)、大分県漁協(19支部)女性部員35名と事務局4名の合計39名の方が当組合へ視察目的で訪問されました
昨年の3月に当組合女性部が「女性起業化グループ」の先進地視察として、
大分県漁協杵築支部を訪問したことがきっかけとなり、落石産昆布を漁協店舗等で販売していただいております。
今回の訪問では、濱屋組合長ほか女性部役員、霧娘等と意見交換等の交流を図り、昆布の水揚げ状況を見学しました。
また、昼食に昆布で巻いた「根室サンマロール寿司」と「花咲かにの鉄砲汁」を試食していただきました
これを機会に今後も交流の継続をしていきたいと思います。
フットパス大会(浜松フットパスコース)
落石地区マリンビジョン協議会で整備を進めている浜松フットパスコースにおいて
大地みらい信用金庫主催、落石地区マリンビジョン協議会、AB-MOBIT後援のフットパス大会が開催されました。
大会には道内外より130名の参加がありました。
当日は残念ながらガスがかかっていましたが、手付かずの動植物や、「ゴンゲン崎」など断崖絶壁の迫力ある景観を楽しみながらウォーキングし、ゴール地点の浜松漁港では地元食材を使い浜の母さんが作った「タコ飯」、「かじか汁」食べ、盛況のうち、無事終了しました
「ねむろ」を元気にしよう まちづくりプロジェクト(中高生体験学習)
北海道教育委員会主催の「ねむろ」を元気にしようまちづくりプロジェクト。
中学生・高校生を対象に、フィールドワークやワークショップ等主体的な学習活動をとおして、北海道の歴史、産業、自然環境やボランティア、福祉等について学び、地域活動やまちづくりに参画する青少年リーダーを育成する事業であり、その一環として、落石において漁業体験学習が行なわれました。
釧路開発建設部の監督調査船「たんちょう」と落石漁協指導船「おちいし」の2隻でユルリ・モユルリ島周辺に設置した「たこかご」の引揚作業、また、加工体験として海鮮工房「霧娘」の加工場で作った料理を漁協で試食しました。
昼食後は三里浜海岸において、地引網体験を行い、中高生が力いっぱい網を引揚、生きた魚を珍しそうに触れていました。
おちいし・味まつり
落石漁港中央埠頭を会場とし、地元で獲れた旬の海の幸を提供、平成19年6月3日開催の第1回イベントでは2,500人の方が来場され「安い」「美味い」との声を頂き、アトラクションでは、島全体が道の天然記念物に指定されているユルリ島の周遊航行をはじめ、地元住民による太鼓の演舞が披露されました。
他にも炭火焼コーナーやミニ水族館、子ども広場等で賑わいました。
平成20年度「第2回おちいし・味まつり」を6月1日(日)10時~14時に開催しました。
<開催内容>
6月1日(日)開催の第2回おちいし・味まつりは約3,000人の来場者があり、盛況のうち無事終了しました。
そのうち、こどもたちの来場も多数あり、子供広場や水槽プールで元気に遊ぶ姿がありました。
当日は終始曇りで少し肌寒く、昨年のような晴天ではなかったものの、それを吹き飛ばすような活気ある太鼓の演舞、ユルリ・モユルリ島の遊覧航行ではエトピリカの歓迎もあり大変好評でした。
地場産品の物産販売も大変賑わい、やはり昨年を超える様な長蛇の列でした。
昨年は開始1時間を待たず完売してしまった為、今回は販売量を増加したにもかかわらず、すぐに売り切れてしまう店舗も何店舗かありました。
最後に締めとしてあたりくじが入っている餅まきを行いましたが、寒さに負けず多数の方々に参加頂きました。
霧娘(きりっこ)情報
名称:海鮮工房 霧娘(きりっこ)
代表:小谷鈴子(こたに すずこ)
設立:平成19年3月
メンバー:小谷鈴子、浜辺敬子、島津俊枝、庄林光恵、浄土明美、岸本優子 6名
海鮮工房霧娘 設立経緯
拠点である北海道根室市落石地区は、たこ、さんま、さけ、うに、昆布など、豊富な魚種と水揚量に恵まれているにもかかわらず、全国的に知名度は低いです。
また、近年では魚価の低迷により漁業経営も厳しい状況になりつつあります。
そこで、平成19年3月に落石漁協女性部の有志が集まり、地元水産物を用いた加工品の開発及び宣伝・販売活動をとおして、落石水産物のPR、地域の雇用作り、そしてグループの収益向上を目的に「海鮮工房霧娘」を設立しました。
現在は、グループのメンバーからの出資金をもとに、地元で廃業した民宿を賃貸し活動しています。
活動
メンバー全員が浜の母さんであり、自らが漁業を営む傍ら、落石でとれた新鮮な魚介類を利用した加工品製造を行っています。
製品全てが手作りであり、安心安全をもっとうに道内各地の販売イベントやスーパーを主に商品の宣伝・売込みを行っています。
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